雨水東京国際会議

出展・参加レポート
2005年8月1〜7日 すみだリバーサイドホール・墨田区役所・すみだ環境ふれあい館を会場にして、世界各国から水資源についての国際会議が開催されました。『つなごう世界、救おうアジアの水危機』をテーマに、11年ぶりとなる東京での国際会議です。
当NPOもブース出展し、デモンストレーションを実施。その状況をレポートします。

8月6日の朝のスタート風景。当NPOのアドバーザー会員である徳永暢男氏を囲んで。

特定非営利(NPO)法人 CO2バンク推進機構
 http://www.co2bank.org/
特定非営利活動法人CO2バンク推進機構では、自然エネルギー・省エネルギーに関する技術・製品開発や、環境学習等の企画運営、森林資源の有効利用などを総合的にコーディネートし、地球環境保全のための公益活動に取り組んでいます。
NPO CO2 Management Organization (Specified Nonprofit Corporation) 
 http://www.co2bank.org/
comprehensively coordinates public-interest activities for global environment conservation; such as developing natural energy, energy-saving techniques, products, setting up and running environmental study programs and studying effective utilization of forest resources etc.

出展内容
・お手軽ポンプ(お手軽ポンププロジェクト)
・雨水循環利用システム(雨水循環利用プロジェクト)

  雨水東京国際会議の公式ページ

 公式プログラム pdf163kB A3両面


出展の様子
2005年8月1日から7日までの予定で「雨水東京国際会議」がはじまりました。
8月1日の設営状況→
当NPOのブース設営も終わり、国内そして国外からのお客様をお待ちしております。

8月2日7時55分ごろ、NHK総合の「おはよう日本」でも、国際会議の紹介とともに、この天水尊とお手軽ポンプの組み合わせ商品が紹介されました。
分科会等が集中するメインイベントの8月6日は、絶好の快晴。

浅草の吾妻橋から、イベント会場のある墨田区役所に隣接したすみだリバーサイドパークを臨みます。何と言ってもアサヒビールの建物がランドマークです。
リバーサイドホールの前庭が、ブース出展のコーナーになっています。
今回の出展のメインは、天水尊にお手軽ポンプを接続したコラボレーションモデルです。
お手軽ポンプそのものも展示、実演しました。
こちらは10.7mの連結型ポンプ、小口径地質調査モデルです。
雨水利用やお手軽ポンプ、そしてその共同研究についてのパネルも掲示しておきました。

8月5日

分科会が始まり、人手が多くなってきました。
会議に出席する人たちが目立ちます。
8月6日
今日も日光の直射が激しいので、さっそく”打ち水”です。
国際会議出席者、または来場者の皆さんがこの展示広場を通過します。
お手軽ポンプはそういう方々から注目を受けました。
実際に使ってみて、はじめて分かる軽さ。全員の皆さんが驚嘆されていました。
風力や太陽光などを用いた製品も大勢お目見えしていました。他のブースの皆さんも暑い中、お疲れ様でした。
午後になって、共同研究をお願いしている国立長野高専の戸谷教授も激励にきてくださいました。
韓国の議員さんたちのグループにも応対してくださいました。
中国、韓国をはじめ、世界各地の皆さんが訪れる会議になりました。
蛇口を取り付けたので、操作性も向上しています。
大勢の皆様のご来場、ありがとうございました。


出展準備の風景

国内、国外からご来場の皆様にまずはお手軽ポンプを体験してもらいます。

雨水や地下水、河川から、水を"お手軽"に使えるポンプです。


このポンプの特徴
・とても軽い力で水をくみ上げます。もちろん人力のみ。
・携帯可能で、持ち運んだその場所ですぐに水をくみ上げます。
・高い場所へ、または低いところから10mを超える高さに水をくみ上げます。

特許(第3457301号)取得済み。
国際特許出願中。
国立長野高専との共同研究によりさらに利用しやすい製品をめざしています。
"Easy pump"
This is the "easy handling" pump for using rainwater, underground water and river water.
・Very little manual power needed to pump up the water.
・Since it's a mobile pump, water can be pumped immediately from anywhere you like.
・This pump can pipe up water from over 10m height (or 10m lower height).
・This product has already received a Japanese domestic patent (no. 3457301) and is in the process of obtaining an international patent.
Furthermore we are aiming to produce more easy handing products in collaboration with the Nagano National College of Technology.



つなぎ合わせて任意の長さにできます
現在20mを超える製品を、国立長野高専と共同研究中。より使いやすい製品開発を行っています。

昨年9月、国土交通省の大町ダムをフィールドとして借用し、28.5mの汲み上げ実証実験を行いました。
ひとりだけの人力のみで揚水しています。
国立長野高専では、電子情報棟の屋上まで26.2mの汲み上げ実験を行いました。
現在、長野高専機械工学科の戸谷教授(流体工学)との共同研究を行っています。
日本各地の小学校などでは環境学習の一環として、お手軽ポンプを使った雨水利用などが実践されはじめています。
お手軽ポンプは、日本国内特許(第3457301号)取得済み。現在、国際特許出願中です。
チラシは諸外国語を併記したものを持ち込みます。
 日本語
 英語
 フランス語
 ドイツ語
 中国語
 韓国語

 チラシ表面 jpeg802KB
 チラシ裏面 jpeg090KB

受信されたPCで、外国語表示がうまく作動するか不安なので上記は画像にしています。ダウンロードしての使用はご自由にどうぞ。
展示会場は屋外の広場になりますので、パネルと現物でディスプレイします。


事業効果 平成17年度 雨水東京国際会議
運営スタッフ
□出展責任者:
宮入
□事務局: 田口
□展示品協力者

雨水屋ノーマ朝日工務店 山田(正)、山田(加)、山田(慶)
雨水リサイクル研究所 徳永暢男氏
8月1日
山田(正)、山田(慶)
8月2日〜4日
山田(慶)  / 来訪・協力:高橋(一)、熊谷氏
8月5日
山田(正)、山田(加)、田口
8月6日
山田(正)、山田(加)、宮入
 / 来訪・協力:戸谷教授、田口、龍野、安斎、宮入(智)
来場者状況:パンフレット配布300部 来場予想300組×2人=600人
本NPO会員への情報提供により50名に効果。HP等での紹介によりさらに効果を広げる。



特定非営利活動(NPO)法人 CO2バンク推進機構
http://www.co2bank.org/
co2bank@nifty.com

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